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2003年8月8日に開館を控えた青森県立三沢航空科学館は、3月までに外装・内装工事共にほぼ終了し、今回訪問の4月10日には、各種展示物の設置作業が急ピッチで進められていた。航研機レプリカは、設置を終えた
YS-11(JAS・日本エアシステムより寄贈の実機)の白い機体に対峙し、大空間にその赤く大きな翼を広げていた。高所から見ると、主翼翼面の広さ、それに対する胴体の細さが際立つ。
3月12日、大牟田で完成式を終えた同機は、その後解体し、厳重に梱包の上、リフターなど設置用の用具と共にトレーラー5台を連ねて福岡に陸送。4月2日には阪九フェリーにて博多港を出航し日本海から室蘭港を経て5日八戸港到着、同日、陸路三沢入りした。
展示作業は、4月5日梱包を解く所から始まり、9日には両翼取り付けを終えた。訪れた10日には、可動脚の支柱設置、エンジンカウル、水平尾翼の装填が進められていた。
九州から同行している作業員は連日16名余を動員。現場では、大型クレーンやリフター、大型コンプレッサーなどを使っての作業が急がれ、担当者はそれぞれ緊張の面持ちで最後の調整に励んでいた。4月15日には展示の最終検査が行われる。
工期は5月31日。この日、青森県への引き渡しをもって航研機レプリカ製作の全工程が終了する。
(3月12日の完成式レポートは、都合により割愛させていただきました) |