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グールドという古生物学者がいた。専門の道での評価は知らないが、エッセイストとしては超一流で、卓越した進化論者でもあった。歳は伯父より1歳若かったのだが、惜しいことにこの春に世を去っている。今回の入院でも「フラミンゴの微笑(上下)」を持ってきた。
グールドは古典的なダーウイン派を宣言して恥じない。今なお新しいことを立証し素晴らしいエッセイを書く。取り上げるテーマが奇想天外で、比喩も警抜だ。思わず唸ってしまう。
「甥たちへ」巻頭より |
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代々木のDMBパイロット・スクールというところで顧問をやっている。スクールには色々な人が集まってきていて面白い。たいがいは若い人で、若い人に興味があり話しかけたいからと時間を貰い、勝手な熱を吹いている。
聞きようによっては勝手な熱だと思うのだが、本人はかなり真面目に喋っているつもりだ。ただ当節あまり流行らない理屈と意識しているので、いささか謙遜して勝手な熱と言うことにしている。もちろんだからと言って節を曲げる気はさらさら無い。
「学習」巻頭より |