難産の新鋭戦闘機
昭和16(1941)年5月に1式戦闘機として制式採用が決定したキ43は、最初に試作指示が出されてから実に3年5カ月という長い開発期間を必要とした難産戦闘機だった。 名機97式戦闘機の後継機としてキ43の開発が計画されたのは、97式戦闘機が制式採用されて間もない昭和12(1937)年12月だった。